ほうじ茶って、家庭で作れるって聞いたけどほんと?
もし作れるなら作り方を知りたいし、実際に作ってみたい。
そんな疑問を持っている方にお答えします。
日本茶インストラクターとして、日本茶の良さや美味しさを伝えている筆者が、普段説明しているほうじ茶の作り方についてご紹介します。
オリジナルほうじ茶を作って、自分だけの味を楽しんでみましょう。
※ ほうじ茶の効能についてはこちらをどうぞ → https://singucha.com/hojicha-efficacy/
ほうじ茶は自分で作れる!?ほうじ茶の作り方を教えます
ほうじ茶って手軽に家庭で作れることを知ってました?
ほうじ茶は、名前からも分かるように、焙(ほう)じる、煎(い)ることで作ることができます。
家にある古くなったお茶。捨てるにはもったいない。そんな時は、煎って、ほうじ茶を作ってしまいましょう。
準備するものはフライパン。煎る道具はお鍋などでもOKです。特別なアイテムを用意する必要はなく、家庭にあるもので十分です。
小さなお子さんがいる家庭では、一緒に作ってみるのも体験として面白いかもしれませんね。
ほうじ茶が出来る過程
ほうじ茶はお茶を煎って作ります。
実際、お茶屋さんの店先で、焙じ機がグルグル回っているのを見たことがある人もいるかもしれませんね。
焦げないように回転させながら、少しずつ煎っています。
味の好みは人それぞれ違うと思いますが、焦げてしまうと苦くなりすぎるので、家庭で作る際には茶葉が焦げないように気をつけて、自分好みの煎り加減を見つけてみましょう。
家庭でもできるほうじ茶の作り方を紹介
準備するものは
・フライパン
・お茶
・菜箸
フライパンを中火で温めます。
温まったらお茶の葉を入れ、かき混ぜながら煎っていきます。(約1分半くらい)
火力は中火から弱火でゆっくりと煎ります。
※ 強火で煎る方法を紹介しているサイトもありますが、非常に焦げやすいので中火から弱火で煎ることをおすすめしてます。
うっすらと煙が立ち上がり、色が変わり始めたら、あとは余熱で煎れば完成です。
器に移して冷ましましょう。
煎る前と後で、茶葉の色が違います。
お茶の色も違います。
味の感想としては、市販のほうじ茶よりあっさりしている感じです(個人的な感想です)。
煎り加減を調節できるので、自分の好みにあったほうじ茶を作ってみましょう。
まとめ
いかがでしたか。
家庭でも簡単に作れるほうじ茶。食後などにサッパリと飲みたいですね。
お茶屋さんによって、ほうじ茶に使うお茶の葉は違ったりします。茎の部分だけをほうじ茶にするお茶屋さんもあれば、一番茶の良い葉をほうじ茶にするお茶屋さんもあります。
ほうじ茶と言えど、安いお茶を焙煎して飲めるようにしたものではなく、贅沢なくらい質の高いほうじ茶を作っているところもあるんです。
とはいえ、家庭で作る場合は古くなったお茶でも高級茶なら、ほうじ茶にするのはやはりもったいないと感じることもあるはず。
そんな時はフライパンではなく、より熱が通りやすい焙烙(ほうろく)で作ってみると、高級ほうじ茶が作りやすいかもしれませんね。
手頃なお茶も高級ほうじ茶に変身させることも!?
オリジナルほうじ茶の楽しみを少しでも感じてくれたら幸いです。
さっそくこの記事を参考に部屋いっぱいにほうじ茶の香りを漂わせながら、自分だけのほうじ茶を作ってみましょう。
※ ほうじ茶の効能についてはこちらをどうぞ → https://singucha.com/hojicha-efficacy/