今の仕事を辞めようと思っています。
退職するためにはどうすればいいのでしょうか。
そんな人に読んでもらいたい記事を書きました。
退職届を出すまでの具体的な流れを解説します。
この記事があなたのこれからの人生の第一歩になれば幸いです。
【参考】円満退職までの流れを解説。辞めるなら気持ちよく辞めよう
【結論】退職届を提出すれば、円満退職に向けて勝手に進んで行きます。考えるのは自分のことだけでOKです。
残酷な事実なのですが、あなたがどんなに日々の業務のこと、同僚のこと、会社のことを心配しても、辞める時には何もかも自動で進んでいきます。
「自分が辞めたら業務が滞るかな。同僚への負担が増えるかな。会社に迷惑をかけるかな」とあなたがいくら悩んでも、書類を出せば会社はあなたが辞めたあとの準備に淡々と取り掛かかります。
会社はあなたのこれからの人生について、何も心配してくれません。
退職届を出した瞬間に、あなたの仕事への情熱は会社に届かなくなります。
覚えておいてください。
会社を辞めると決断したのなら、もう会社のことを考えるのはやめましょう。
これからの自分の人生だけを考えていいのです。
なので、肩の荷を下ろして、気持ちよく辞めましょう。
繰り返しますが、会社はあなたのことを心配してくれません。
残酷ですが事実です。
まずは退職後の生活を考える
では具体的に退職届を提出するまでの過程を解説していきます。
退職を決断をする前に確認しておきたいことが2つあります。
・次の仕事
・生活費
です。
1つずつみていきましょう。
退職後の仕事
これから自分がどんな人生を歩んでいきたいのか。
はっきりとわかっているなら、即退職して次のステージへチャレンジするべきです。
1分1秒でも現状にしがみつく理由はありません。
前述しましたが、会社はあなたの人生を保障してくれません。
また、あなたの人生を保障してくれるような会社なら、きっとあなたは退職しようとは考えなかったはずです。
決まっているなら即、退職届を提出すべく、上司に退職の意志を伝えましょう。
ただ、もしやりたいことが決まっていない人は、退職を急ぐべきではありません。
最終的には辞めるのかもしれませんが、慌てず、目的が明確になるまでは待つべきだということです。
なぜなら、生きていくには当然のことですがお金がかかるからです。
退職後の生活費
お金は大事です。
とはいえ、お金について真剣に話し合うことは日本では未だタブー視されている感があります。
これから新しい人生を歩むのなら、お金について堂々と話していく必要があります。
たちまち、退職後の生活費はどうしますか。
避けて通れない話です。
会社を辞めると収入はゼロです。
どのように生活費を賄うのかをしっかりと考えておく必要があります。
円満に退職するには、精神的に安定している方がいいですよね。
次の仕事と生活費は精神的に負担がかかる点です。
逆に上記2点がクリアーされているなら、即退職の手続きに進みましょう。
漠然とでも決まっているのなら辞めても大丈夫ですが、全くの白紙なら、今一度、自分の気持ちを確認してからでも遅くはありません。
辞める時は、会社がどんな状況であれ、辞められます。
あたなの都合で辞めていいので、今後どうしていきたいのかある程度まとめてから退職しましょう。
退職の意志を直属の上司に伝えよう
次の仕事の方向が決まり、それまでの生活費などのお金の問題が解決したら、次は直属の上司に退職の意志を伝えます。
ほとんどの場合、この段階で引き留められるとは思いますが、まれにそのまま退職届へと進むパターンがあります。
その時は迷うことなく辞めて、自分のこれからの人生を進めばよいでしょう。
引き留められた場合は、包み隠さず退職の理由を説明してみましょう。
従業員を大切に考えている会社なら、必ずあなたの言葉に耳を傾けてくれます。
もしそうではなく、否定的な意見などが出る場合は、早々に退職して、次のステージへ向かった方が、確実に人生が豊かになります。
出来る事なら仕事を変えずに、職場の環境が良い方向に変わるのが理想ですが、それにはまず自分の正直な要望を伝えましょう。
退職後の計画が無いとかなりハードです
僕の場合、退職理由は「人事異動」でした。
3月20日に異動の内示が発表され、4月1日から別の部署への所属替え及び勤務内容、勤務時間の変更というもの。
やりがいを感じていた会社ですが、2年毎の会社都合の異動に気持ちがついていけず、身も心もボロボロの状態になり退職の道を選びました。
新年度から体制が大幅に変わるため、3日ほどで退職の決断を迫られましたが、当時の上司からは引き留められることもなく、15年の勤続年数でも何の温情もありませんでした。
退職とは至って淡々とことが進んで行くものだと知りました。
何も決まっていない状態での退職でしたので、4月1日から路頭に迷い、精神的な安定を得られるまで数か月もかかってしまいました。
そのような経験から、みなさんにはぜひ、円満な退職をしていただきたいとホントに思っています。
まとめ
変化が激しい時代において、ひとつの会社で定年まで勤めるのは難しくなるでしょう。
終身雇用制度が崩壊し、これからは働き方や生き方の価値観が大きく変わっていきます。
退職はマイナスな出来事ではありません。
心を病んでまで勤めるくらいなら、円満退職をして次のステージで輝きましょう。
ただ、上司との関係が悪化していて、どうしても自分で退職手続きを進められない人は「退職代行」という手段もあります。
目に見えませんが、退職するのにはとてもエネルギーを使います。
退職後、疲れ切って動けなくなってしまっては元も子もありません。
退職の手続きを進める気力すら残ってない人は「退職代行」を利用しましょう。
この「退職代行」も現代の常識ですので、それほど気にする必要はありません。
遠慮なく利用して、より豊かな自分の人生へ向けて出発しましょう。