春になると読みたいおすすめ絵本は荒井真紀さんの『たんぽぽ』です

春になると読みたいおすすめ絵本を教えてほしい。

そんな疑問にお応えします。

春になると色んな木々や草花が咲き始めます。

たくさんある春の植物絵本の中でも、荒井真紀さんの『たんぽぽ』は植物図鑑のように詳しく描かれています。

春になると読みたいおすすめ絵本は荒井真紀さんの『たんぽぽ』です

今回おすすめする絵本はこちら

文・絵 / 荒井真紀
発行  / 株式会社金の星社
初版  / 2015年3月
読み聞かせの時間 / 約7分

引用

たんぽぽんの わたげを

そっと

ふいてみましょう。

ふわり ふわ ふわ

ふわり ふわ ふわ

かぜに のった

ちいさな わたげは、

いったい どこまで

とんでいくのでしょう。

『たんぽぽ』より

おすすめのポイントは3つ

・写真のようなたんぽぽ
・たんぽぽの説明文
・たんぽぽの種の数

1つずつ解説していきます。

おすすめその① 写真のようなたんぽぽ

荒井真紀さんの『たんぽぽ」では、とても細かい部分までたんぽぽが描かれています。

たとえば、絵本の前半部では春を迎えたたんぽぽの様子が描かれています。

土の中でたんぽぽがどのように成長しているのかが分かるように断面図で描かれています。

また、花の開き方や綿毛に変化していく様子など、今まで「花が咲いて綿毛になって飛んでいく」までしか知らなかった人にとっては、驚きと発見の連続かもしれません。

理科の教科書のような細かい描写に見入ってしまうでしょう。

おすすめその② たんぽぽの説明文

『たんぽぽ』に使われている文章は、小学校低学年の子どもでも読めるような優しい説明文です。

綿毛のページで少しだけカタカナが使われていますが、それ以外は全てひらがなで書かれています。

読み聞かせ用の絵本としてだけでなく、子どもたちがたんぽぽに興味をもった際に、自主学習用としても活用ができる絵本です。

荒井真紀さんの『たんぽぽ』を読んで、多くの子どもたちが植物に関心をもってもらえるといいな。

おすすめその③ たんぽぽの種の数

たんぽぽの種が描かれているページがあります。

「すごい!」のひと言につきます。

ぜひ数えてみてください。また、ひとつずつ見比べてみてくださ。

いかに荒井さんが細かい部分まで観察して描いているのかがわかります。

これほど細かく書かれている本は、絵本以外でもないかもしれません。

まとめ

荒井真紀さんの『たんぽぽ』はその描写の細かさに驚かされます。

これほど詳細に描かれた本は少なく、絵本というよりほぼ図鑑に近いかもしれません。

でも、図鑑のように写真ではなく「絵」だから伝わる優しい感じがあり、絵本だから伝わる言葉があります。

春、道端に咲いているたんぽぽを見かけたら、ぜひ荒井真紀さんの『たんぽぽ』を読んでみて下さい。

きっと、たんぽぽが愛おしく感じ、その道を何度も通りたくなるでしょう。

春に読みたいおすすめの絵本『たんぽぽ』でした。