絵本『くだもの』は初めて読むくだもの絵本としておすすめの一冊です

果物を食べさせ始めたので、果物に関する絵本があれば教えてほしい。
果物が好きになるような絵本はありませんか?

そんな問いにお答えします。

小さいお子さんがいる親御さんにはぜひおすすめしたい一冊です。

リアルに描かれた果物から、果物の魅力をいっぱい感じ取ってください。

絵本『くだもの』は初めて読むくだもの絵本としておすすめの一冊です

おすすめの絵本はこちら

『くだもの』
作  / 平山和子
発行 / 株式会社福音館書店
初版 / 1979年7月1日

おすすめポイントを3点ご紹介します。

・甘いくだもの
・たくさんのくだもの「さあ どうぞ。」
・果物は食べやすくして

1つずつ解説していきます。

おすすめポイントその① 甘い果物

描かれている果物はどれもみずみずしさがあります。

平山和子さんの絵本ではどの対象物も細かいところまで描かれていて、写真と見間違えてしまうほどの描写です。

『くだもの』では表紙のさくらんぼを合わせると11種類の果物が描かれていますが、どの果物からも魅力の1つでもある「みずみずしさ」が伝わってきます。

光の当たり具合や水滴などから新鮮さが表現されていて、果物の「甘さ」がイメージできます。

「絵」だけで果物の甘さが伝わってくる絵本はなかなかありません。

この絵のリアルさが『くだもの』の良さです。

※ 平山和子さんの絵本はこちらもどうぞ ↓

おすすめポイントその② たくさんの果物「さあ どうぞ。」

絵本に出てくる言葉は、果物の名前と「さあ どうぞ。」だけです。

そのほかに果物を装飾する言葉は無く、読み手の気持ちを伝えやすい文章です。

優しく語りかけてあげるとその気持ちはまっすぐに伝わるでしょう。

感情を活かせる短い文章もこの絵本の良さと言えます。

おすすめポイントその③ 果物は食べやすくして

「さあ、どうぞ。」と手渡ししている絵ですが、それぞれ食べやすくして渡しています。

例えば、梨を渡すシーンでは皮を剥いた梨をフォークで刺して渡しています。

手渡ししている果物もあります。

子どもたちはこの絵を通して、自然と食べ方が想像できますね。

絵本を読んだあとに、絵本と同じようにして果物を渡してあげると子どもたちの印象に残りやすいでしょう。

果物にも好き嫌いがあると思いますが、一つでも好きな果物が増えるように、興味を持たせる工夫としてこの絵本を読んであげるといいでしょう。

まとめ

みずみずしさが伝わる「絵」と、気持ちを込めやすい「文」。

使われている内容は少ないのですが、伝えられる中身が濃い絵本です。

大人が思っている以上のことを、子どもたちは受け取ってくれます。

言葉では説明できない「余白」がある『くだもの』。

小さいお子さんにはぜひ読んであげて欲しい一冊です。